1992年のエボIのデビューから2015年のエボXの生産終了まで、三菱の「ランサーエボリューション」(通称ランエボ)シリーズは、その名が示す通り4世代、10台に及ぶ進化を遂げました。特に注目すべきは、エボVIの中でも異彩を放ち、大きな方向性の変化を示した「トミー・マキネン エディション」として知られるモデルですですが今回紹介する三郷店の車両はレプリカです。
本来の「トミー・マキネン エディション」モデルを少々ご説明しましょう。史上初のWRCドライバーズタイトル4連覇を達成したトミ・マキネンの名を冠し、その競技での成功を受けて特別に設計されました。特筆すべきは、ターマック走行に特化した設計がされていたことです。従来のエボVIシリーズからは異なるフロントバンパーが採用され、フォグランプが廃止されるなど、空力性能とクーリング性能が重視されました。さらに、サスペンションもロールセンターやアライメントが最適化され、車高が下げられたターマック仕様のサスペンションがGSRモデルに標準装備されました。
動力性能においても、エンジンにはコンプレッサーホイールを小径化し、新型のターボチャージャーが採用されました。これにより、低中速域でのトルクとレスポンスが向上しました。さらに、冷却効率を高めるために大型インタークーラーが装備され、マフラーシステムも改良されました。
エクステリアでは、17インチのエンケイ製ホイールやパッションレッドのボディカラーが特徴的で、オプションのスペシャルカラーリングパッケージも用意されました。このトミー・マキネン エディションは、ランエボシリーズがラリーカーから高速ターマック、つまりサーキットでの速さを意識したモデルへと進化した重要なターニングポイントであり、その名声はオンロードでもオフロードでも圧倒的な性能を誇る存在として確立されました。
今回紹介する車両はトミー・マキネン エディションのスペシャルカラーリングをほぼコピーした車両になります。
チューニング内容はHKSマフラー エンジンルーム内塗装済みのみでカラーリング重視な車です。
内装はいたってシンプル!三菱のランサーを存分に味わえる内装になってます。
エンジン型式 | 4G63ターボ |
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最高出力 | 280ps(206kW)/6500rpm |
最大トルク | 38.0kg・m(373N・m)/3000rpm |
種類 | 直列4気筒DOHC16バルブICターボ |
総排気量 | 1997cc |
三菱 ランサー(LANCER)GSRエボリューションVI
ボディタイプ | セダン |
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ドア数 | 4ドア |
乗員定員 | 5名 |
型式 | GF-CP9A |
全長×全幅×全高 | 4350×1770×1415mm |
ホイールベース | 2510mm |
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トレッド前/後 | 1510/1505mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1805×1430×1175mm |
車両重量 | 1360kg |
三郷店にて販売中になります。