2025年1月10日(金)、11日(土)、12日(日)に、日本が誇る世界最大のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」が幕張メッセで開催されました。私は初日の10日に訪問し、その熱気を肌で感じてきました。
オートサロンへの思い出
振り返れば、2005年の20年以上前から毎年訪れていたオートサロン。当時はスポーツカーの黄金時代であり、KAIZOUSHA.COMにも素人ながら撮影した写真をアップし、車やキャンペーンガールの姿を記録してきました。平成の名車と呼ばれる車両も、当時はわずか数十万円で手に入れることができた時代です。チューニングショップやパーツも豊富で、プライベーターからプロショップまでが技術を競い合う場として、オートサロンは常に注目のイベントでした。
(2005年東京オートサロン)
今年のオートサロンの様子
近年は訪れる機会が減っていましたが、それでも毎年驚かされるチューニング車両が登場するのが、このイベントの魅力です。今年のオートサロンの来場者数は以下の通りでした。
- 1月10日(金) 63,982名
- 1月11日(土) 102,175名
- 1月12日(日) 92,249名
合計 258,406名
前回より28,333人増加し、改めてこのイベントの人気の高さを実感しました。私が訪れたビジネスデイの10日は、一般特別公開が14:00からにも関わらず、昼頃にはすでに会場は人で溢れていました。特に海外からの来場者が増えている印象を受けました。
注目のニュースと展示車両
今年の大きなニュースの一つに「日産とホンダの合併」がありました。しかし、オートサロンではその影響を特に感じることはなく、例年通りの盛り上がりを見せていました。個人的には11日に行われたホンダのF1デモ走行を見たかったのですが、予定が合わず残念でした。
イベント全体としては、近年の車種の進化により、チューニングの限界が見えつつある印象を受けました。それでも驚くべき車両がいくつかありました。
- エンジン2基搭載の車両
バイクではアメリカなどで見かけることがありますが、四輪車でのエンジン2基搭載は衝撃的でした。 - R32 GT-RのEVコンバージョン
伝説の名車R32 GT-Rが電動化されて展示されていました。これは今後のチューニング業界にとって大きな課題となるでしょう。
また、毎回驚かされるリバティーウォークも健在でした。今回はなんと「LB シルエット WORKS GT ミウラ」のカスタムに挑戦しており、その大胆な発想には頭が下がります。
もちろん、キャンペーンガールの存在も健在!華やかなステージやブースを彩り、会場の雰囲気を一層盛り上げていました。
(ギャラリー参照)https://www.kaizousha.com/gallery_category/1000117/
今後の展望
今後、オートサロンはどのように進化していくのでしょうか。KAIZOUSHA.COMでは、引き続きチューニング業界や各イベントの情報を発信していきますので、ぜひご期待ください。