エンジンの大きさを示す基準のひとつ。たんに「排気量」ともいわれる。ピストンがいちばん下がったときのシリンダー内の容積から燃焼室の容積を引いたものが1気筒あたりの排気量。それに気筒数をかけたものが総排気量となる。ようするに、エンジンが2回転する間に、吸い込んで吐き出す空気の量を示している。基本的に、総排気量が大きいほど、エンジンはパワーが出しやすくなる。ただし、エンジン自体は大きく重くなってしまう。