エンジンレイアウトの一種。かなり珍しい。現在市販されているフォルクスワーゲン系のW型エンジンは、バンク角が超狭い(15度)V型エンジンをふたつくっ付けたもの。つまり4列のシリンダーで1本のクランクシャフトを共有する。また昔は3列のシリンダーで1本のクランクシャフトを共有するエンジンもあって、W型と呼ばれた。どちらにしても、エンジンの全長を抑えてシリンダーの数を増やすのに有効なレイアウトだが、機構がやたら複雑になる。