バネ(スプリング)とバネの間隔(ピッチ)が等間隔でないスプリング。ひとつのスプリングでいくつかのバネレートを組み合わせることができるので、1本のスプリングにもかかわらず入力する荷重の大きさよってスプリングの硬さや縮む量をコントロールできるのが特徴である。エンジン内で使われるバルブスプリングの場合、共振を防ぎサージングの抑制効果もある。また、サスペンションのスプリングとして使えば、サスペンションの動きにあわせてバネレートをコントロールしたりスプリングの遊びをなくすこともできる。