ホンダが2000年にS2000 type Vに搭載した、特殊なステアリング機構。低速走行時と高速走行時でステアリングのギヤ比が変わる。ステアリングを同じだけ切っても、低速走行時には高速走行時よりもフロントタイヤが大きく切れる。峠では少ない操作でよく曲がってくれるが、高速巡航時には神経質にならなくていいというメリットがある。ロック・トゥ・ロックは1.4回転で、街乗りでの取りまわしにも便利。