サスペンションのバネ(スプリング)がいつまでも揺れ(伸縮)続けるのを防ぐために、減衰力を発生させる装置。原理としては、オイルが小さい穴を通過するときの抵抗を使って、バネの揺れを抑える。サスペンションが伸び縮みするスピードをコントロールしているため、このダンパーの味付けが、ハンドリング性能を大きく左右する。社外のダンパーの中には、ダイヤルなどで減衰力の強弱を調整できるタイプもある。ちなみに、ボンネットやトランクになどの開閉をサポートする細い筒状の棒もダンパーと呼ぶ。