1983年から1987年にかけてトヨタが販売したスポーティカー、カローラ・レビンとスプリンター・トレノの俗称。車両型式がAE86だったことに由来する。テンロククラスのクルマが次々とFF化されていった時期にFRレイアウトで発売された。ピュアスポーツカーではなかったが、手頃な価格と4A-Gという名エンジン、スポーツ走行に向いているFR駆動方式のおかげで人気を集めた。生産終了後、人気がやや衰えた時期もあったが、漫画『頭文字D』やD1グランプリの影響もあって盛り返し、現在でも人気は高い。基本設計は古いものの最新のチューニングが施されつづけている。