ブレーキを酷使したときにききが悪くなる現象のひとつ。市販されているほとんどのブレーキパッドは、レジンという樹脂で摩擦材を固めているが、高温になると、そのレジンが気化してガスとなって出てきてしまう。そのガスが、パッドとローターの間に入りこんで、効きを鈍くするのがフェード。フェードを防ぐには、適正温度域の高いブレーキパッドに交換する必要がある。